通天閣と新世界
大阪といえば通天閣というのは、わりと嘘やねん。通天閣へ行った事の無い人もようけおります。
大阪の観光コースにも入っていないほうが多いんと違うやろか?
高さは地上103m、新世界一の高さを誇っています。嘘つきてか。嘘やおません。新世界てナンやてか?通天閣の立ってるあたりを「新世界」
と昔の人は呼びます。昔あった大歓楽街の呼び名です。その歓楽街の象徴が日本一の高さを誇った通天閣でした。初代通天閣は1943年(昭和18年)に火災にあい、戦争のための鉄が不足していたことから修理されずに解体されました。戦後、
闇市になっていた新世界では、かつての繁栄を取り戻すべく、地元市民から日本一の象徴であった通天閣再建の声が起こり、1956年
(昭和31年)に再建されました。昭和31年ゆうたら赤線の廃止が決められた年です。「となり町の赤線が無くなったら、ますます人がけえへんようになってしまうやないか!
わてらにどないして生きて行けいうんや?」などと、当時の人がごねて、政府から再建費を引っ張ったかどうかはしりません。ともかく通天閣は再建されましたが、赤線ほど
には客が呼べず
新世界は未だ復興ならず?というところですか。
ちなみに赤線最後の年の昭和33年に333mの東京タワーが出来ました。通天閣のほうが先に出来たんは大阪の自慢ですな。通天閣も東京タワーも同じ内藤多仲(ないとうたちゅう)という人が設計しはったんやて。後から作ったほうが、ええもんが出来るに決まってるやんか。東京タワーがもう少し後に出来ていれば新世界の復興もあったかも知れまへんな。
ところでおばちゃん、通天閣に書いてあるInspire the Nextて何や? |