桂のふもと、そう、根元というよりふもとと言ったほうが
ぴったりしそうな大樹の下にお大師様はおわしました
(写真拡大)。
南無大師遍照金剛
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桂の大樹
天然記念物。静岡県指定文化財。
目通り7m、樹高30mの大木で、枝張り26m、樹齢約1000年。
弘法大師空海が唐から持ち帰ったカツラの枝を杖にして薬草を採取していたとき、それを挿したのが芽を吹き今まで生き続けたといわれる。
このカツラの樹の根元に大師の石像を祀り『桂大師』と呼ばれている。 |
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桂大師にお参りし、修善寺奥の院まで引き返すともうそこまで夕闇がせまっています。ちょうど、帰り支度の納経所の人と出会い挨拶をして帰ろうとすると、今から帰ると修善寺の町に着く前に真っ暗になってしまうといいます。心配して下さった納経所の人
に修善寺の町まで車で送っていただけることになりました。お大師様の『おかげ』です。今は昔の話です。
ご迷惑をおかけいたしました。そして有難うございました。 |
ある夏の日 |
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