話は脱線してしまいましたが、電車は無事午後2時すぎに「法隆寺」駅に到着。駅前からは、法隆寺まで路線バスが走っているのですが、足の向くまま気の向くままの乱れ打ち。歩いて行くことにしました。
着いたところが「史跡 中宮寺跡」。なにか工事をしています。「ご迷惑をおかけします。史跡 中宮寺跡 整備工事をしています」 工期 平成27年6月17日〜平成28年3月18日 「何も無いところで工事をしても別に(私には)迷惑にもならん」 「工事期間を見ると間もなく工事の完了。どこをどう整備したのでしょうか。見た目はただの空き地のまま。役所のやることはわからん」なんて考えています。
無料エリアの写真撮影をしながら本日の目的地、西円堂(国宝)に向かいます。西円堂につくとなんとなんとなんとびっくり!お堂が金網で覆われています。伽藍で工事をしていたので、ひょっとしてここも工事中? 「今日の行事は中止ですか?」横の小屋の人に聞いてみました。「昔あたって怪我をした人がいるから、昔は(金網が)なかった」。今日は節分、豆にあたって誰かが怪我をしたのだろうか。行事は予定通りに行われるということ。時間がありすぎるので一度法隆寺をはなれることにしました。
午後6時半、JR法隆寺駅に戻って見ると「クリスマス」って感じです。夜の法隆寺に来ることはまず無いでしょう。駅周辺は住宅街という事もあり、それなりに飲み屋があり「田舎の都会」という感じでしょうか。でも、ここで飲んでしまうと今日一日が無駄になります。歩いて法隆寺西円堂に向かいます。
堂内では、法要が行われているようですが何も見えません。お経も聞こえません。ときおり「セーノー」という掛け声を合図に、シンバル(仏教儀式で使うシンバル様の楽器、こんどお坊さんに名前を聞いておきます)と太鼓の音が鳴り響きます。
なんとなんとなんと・・・
松明を参拝客に向かって投げつけたではないですか。金網が必要な理由がやっとわかりました。
鬼さん、投げるのを失敗したのでしょう柵越えの大暴投もありました。参拝者から大きなどよめきがおこります。
法隆寺西円堂ご本尊 薬師如来(峰の薬師) 本尊の薬師如来座像(奈良時代)は、像高約2メートル半の丈六大仏。法隆寺の仏像の中でも最大の仏像で、わが国最大級の乾漆像だそうです。(公開) ご真言は「おん ころころ せんだり まとうぎ そわか」
法隆寺の詳しい解説はこちらをご覧ください。
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